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エレベーター用語集

「群管理方式」group supervisory operation system

一般に3〜8台の乗用エレベーターを一つの群として、交通需要の変化に対応しながら効率的な運転管理を行うようにしたシステムをいう。 群管理の基本的な機能は、時々刻々に変化するかごの位置や運転方向、かご呼びと乗場呼びの状況。 かご内の付加状況、かごの出発間隔の状況その他種々の交通情報を、コンピュータなどによって演算処理し、交通需要に即した運行管理を自動的に行うものである。 群管理方式には、最もベーシックな「全自動群管理方式」、出勤時の交通のピーク時に、一時的に高層用と低層用の2群に分割して、輸送効率を高めた「全自動群管理方式ピークサービス付き」、及び高度の情報処理機能を駆使して、乗場に予報灯を点灯するなど利用者へのサービスを大幅に向上させた「全自動群管理方式予約案内付き」などがある。